炭火焙煎の美味しさ、本当?
- puravidakochi8
- 2025年9月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年9月15日

コーヒー豆を売るお店
喫茶店にカフェでも
根強い人気を誇る炭火焙煎コーヒーですが
炭火焙煎は本当に美味しいの?
海外では見ることのない炭火焙煎。
日本人の炭火焙煎好きは
炭への特別な思い入れ。
味に違いはなく
懐かしさを求めているだけだと
いう声も聞かれますが。。。
「星の王子さま」の名訳で知られる
フランス文学者の内藤濯さん。
児童文学の第一人者
石井桃子さんが
見込んだ訳者です。
依頼をうけたのは70歳のとき。
「星の王子さま」の根底に
無類な人間価値が
あることに気づくと
昼夜関係なく
日本語化に夢中になったそうです。
その内藤さんが
とても興味深いことを言っています。
「古い時代では、
薪の火で炊いた米飯と
ガスの火でたいたそれとでは、
まるきり味にちがいがあると言われた。」
お釜で炊くご飯には
コーヒーの焙煎より
間接的に作用すると思われますが
このご飯の美味しさの違いについて、
内藤さんは何と言っているのでしょう?
「そのような感じのちがいは、
事実上、案外大きく生活感情を左右する。
気分のうえのだけの事だなどと、
一概に片づけてしまうわけにいかぬ。」
サン・テグジュペリの著作の数々から
「物事を頭でなく
肌身で受けることの大切さ」
を知ったという
内藤さんならではの見解です。
自分が美味しいと感じたのなら、
その感覚を大切にすべき。
実感こそが
人生をより豊かにする鍵。
星の王子さまに魅入られた
美しい言葉の紡ぎ手のメッセージと
受けとりました。
<参考文献>内藤濯, 1978, 未知の人への返書, 中公文庫.







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